以下にある記事群は「会社や団体等の組織内で働く心理職(事業場内産業保健スタッフ)がどうやったら効果的な活動ができるか」について書いたものです。
私が企業内で心理的支援を行った経験を基に書きました。ブログの記事というよりは、「新書」に近いものとお考え下さい。
書くに至った経緯を少し話します。
産業臨床を実践するにあたり、全く知識のなかった私は参考となる書籍を探しました。優良な書籍は存在するものの、知りたいことが書いてないと感じることも少なくありませんでした。
そこで、私自身の経験を基に、産業組織内で働く心理職の「組織内での“動き方”」について、自分の活動をまとめる意味もこめて、記事にしようと思いました。少しでもうまくいったことや反省等について、活動内容が具体的にイメージしやすいような記事を心がけました。
対象読者としては、事業場内産業保健スタッフを想定しています。
具体的には「心理職」、「産業保健師」、「看護師」、「衛生管理者」などです。もちろん、産業組織内での心理的支援に関心のある方であればどなたでも読んでいただければと思います。
なお、私の経験談がベースですので、汎用性や網羅性に欠けることはご了承ください。また、内容は随時更新される可能性があります。
また、記事中に頻出する用語の意味は以下のように整理いたします。