不登校

【重要】不登校支援の結論をお話しします【後悔しない基本の知識】

子どもが不登校になってどれくらいたつだろう。たくさんの本を読んだし、カウンセラーにも相談した。でも子どもは学校に行けず家にいる。twitterで愚痴を吐き出しても根本的には解決しない。いったい私はどうすればいいの…

こういった疑問にお答えします。

※2024年5月26日修正(noteへのリンクを追加しました)

 

本記事の内容

  1. 不登校支援の結論:大きく2つの支援方法がある
  2. 不登校の支援方法1:長期的視点型
  3. 不登校の支援方法2:再登校重視型
  4. お子さんに気をつかう毎日を変えるために

 

記事の信頼性
私は児童精神科や小・中学校で不登校のお子さんやその親御さんのカウンセリングを実践していた臨床心理士です。

発達障害、軽度知的障害、起立性調節障害、不安神経症、うつ状態などさまざまなお子さんがいました。

この記事ではそんな私が現時点での不登校支援の結論をお話しします。この記事を読むことで、「どうすれば学校に行くのか」という疑問は90%くらいは解消されると思います。

 

この記事を読むメリットは以下です。

再登校に向けた支援の方法がわかることで「どうしたらよいかわからずだた日々を過ごす」のではなく「わかったうえで、その支援をやる・やらない」という選択が可能になる。

 

それでは解説していきます。

 

不登校支援の結論:大きく2つの方法がある

私は不登校支援には支援者の考え方によって2種類に分けられると思っており、それを「長期的視点型」と「再登校重視型」と呼んでいます。

 

本記事での言葉の意味

  • 長期的視点型:最終的に自立してくれればよいと考え、登校刺激はせず、本人の心のエネルギーをためるための関わりを重視する支援。
  • 再登校重視型:学校に行くことのメリットは大きいと考え、早期に再登校につなげるための関わりを重視する支援。

次の章から具体例をつかって説明していきます。

 

不登校の支援方法1:長期的視点型

一言で言えば、不登校のお子さんの心のエネルギーをためることを支援の中心として、子どもが動き出すまで待つという支援です。

心のエネルギーは「自信の水」でも「意欲」でも言い方はなんでもよいです。

具体的には主に以下のような方法を取ります。

  • 不登校であることを認める。
  • 学校にいるべき時間であってもスマホやゲームなどを制限しない。
  • 生活リズムの改善など「登校している子と同じようにしなさい」というたぐいの指示はしない。
  • 肯定的な言葉をたくさんかけて子どもの心のエネルギーをためる。
  • 生活の中でできる行動を増やす。
  • 登校しやすいような環境調整はするが基本的には本人が自発的に動き出すのを待つ。


こういった関わりの結果として中学から高校に上がるときや高校から大学に上がるときなど、環境にリセットがかかるタイミングで再登校し始めるお子さんが多いです。

 

この方法以外にやりようあるの?

 

と疑問に思った方もいるかもしれません。

それが次に紹介する再登校重視型の支援です。

 

不登校の支援方法2:再登校重視型

生活リズムを整えるべく家庭のルールを設け、お子さんが自分について考える時間を意図的に作り、再登校を目指す支援です。

具体的には主に以下のような方法を取ります。

  • 「やるべきことをやらない人はやりたいことはできない」とお子さんに伝える。
  • 生活リズムを登校しているお子さんと同じにするために家庭内のルールを決める。
  • 子どもの抵抗を軽減し、デジタル類の制限を行う。
  • たとえ子どもが暴れて反抗しようとも、親は絶対にこのルールを曲げない。
  • 子どもは考える時間が増え、このままではまずいと自ら気づき登校意欲が出てくる。

このタイプの支援を行うのはほとんどが不登校に特化した専門の支援団体さんです。

早期の再登校を目指したい親御さんは無料相談してみるのもいいかもしれません。

この支援の一番の条件は親が絶対にルールを曲げないという意志を持つことですが、それには痛みがともないます。そのため、上記したような業者さんは「毎日メール相談を受け付ける」という手厚い対応をしているようです。

 

週に1回や月に1回の親カウンセリングでは次のカウンセリングまでの間におこるお子さんの強烈な禁断症状にどうしたら良いかわからず、途中であきらめるリスクが高いです。

この方法は一度あきらめると子どもは「暴れれば親を自分の思い通りにできる」ことを学習しますので、業者さんの話をよくきいてから始めた方がよいです。

 

お子さんに気をつかう毎日を変えるために

ここまで読んでくださりありがとうございました。

不登校のお子さんの親御さんのカウンセリングをしていて一番感じることは、多くの親御さんがお子さんに気をつかっているということです。

「刺激して状況が悪くなるのが怖い」というのが本音かと思います。

実際にすでに色々な対処をしてとことん悪くなった。学校に行っていないけど落ち着いている方がマシと言う方もたくさんおられます。

 

そんな親御さんに向けて私が作成した「不登校のペアサポ」というものがありまして、長期的視点型の支援をベースにした対応方法のプログラムです。

不登校を受け入れることはだんだんできてきた、
けど家にいる子どもにどうやって接したらいいかわからない。
対応に自信がもてない。
このまま時間が経つのが不安でたまらない。
そういった親御さんは多いかと思います。

子ども受け入れても、不登校は学校との相性の問題だったと理解しても、やっぱり自分はまちがっているんじゃないか、自信をもって子どもに接したい。

そのような親御さんに向けた「具体的な関り方」を中心にしたプログラムがペアサポです。

いわゆる「ハウツー」が多いです。

親の不安や焦りはお子さんに伝わります。
不登校のお子さんはけっこう自意識過剰で周りの顔色を気にしがちだからです。

受け入れるだけではなく「子どもが自ら動き出すような関り方」を知りたい親御さんに参考になるかもしれません。

よかったらご覧ください。

本記事を見つけたことが状況をかえるきっかけになれば幸いです。

長文を読んでいただきありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

モトセ

臨床心理士です。最近は不登校支援に力を入れています。お気に入りやtwitterフォローお待ちしています。 noteでは不登校のお子さんに対する具体的な関り方をプログラム形式で書いています➝noteはこちら

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