こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
- 臨床心理士が登録必須のおすすめ求人サイト5選
- 臨床心理士が就職・転職活動の面接で不合格にならない方法
- 応募書類の書き方【合格を勝ち取るために】
記事の信頼性
私は児童精神科でカウンセリングや心理検査を行っている臨床心理士・公認心理師です。転職経験は3回、経験した職種は精神科・児童精神科クリニック、SC、公官庁の心理職、オンラインカウンセラーなどです。
臨床心理士の求人はそもそも募集が少なく、探し方が難しいですよね。転職にあたっては給与や賞与、社会保険の有無など雇用条件も非常に気になるところ。
ポイント
この記事を読むと、就職や転職で内定を取るために見るべき求人サイトがわかり、失敗を防ぐことができると思います。求人の探し方の参考にしてみてください。
では、1つずつ解説していきます。
臨床心理士が登録必須のおすすめ求人サイト5選
結論、以下の5つに登録しておけば間違いないです。
- Indeed(超定番)
- ジョブメドレー
- リクルートエージェント(転職エージェント)
- 日本臨床心理士会/各都道府県の臨床心理士会のサイト
- 番外編:twitter の心理職求人情報館
他にも臨床心理士・公認心理師向けの求人サイトはありますが、上記の5つでかなり広範囲の求人をカバーできます。
① Indeed(超定番)
臨床心理士・公認心理師の就職・転職活動において、Indeedは登録必須です。
理由は簡単で、掲載されている求人の数がけた違いに多いからです。
Indeedの掲載数が多いのには理由がありまして、Indeedは厳密には求人サイトではなく、求人検索エンジンであり、クローラーというプログラムがネット上のサイトを巡回し、求人情報を収集しているからです。
比喩ですが、Indeedは求人情報版のGoogleだと思ってください。
もちろん、求人を掲載したい病院や企業がIndeedに「求人情報を載せてください!」と頼む「直接投稿」というシステムもあり、クローリングと直接投稿の両方があることで、Indeedは多くの求人を掲載することができるようです。
よって、臨床心理士の求人を探すときは、まずIndeedに登録しましょう。
② ジョブメドレー
医療介護系の求人サイトの1つとしてはジョブメドレーがおすすめです。
掲載数はIndeedで十分ですが、万が一の見逃しを防ぐことに加え、ジョブメドレーでは入職が決定した方に「継続支援金」という祝い金が出ることも魅力です。
ジョブメドレーはIndeedと違い、契約した事業所から寄せられた求人が掲載されています。
そのため、ジョブメドレーのサイト内で事業所の担当者と直接メッセージのやり取りができるため、選考がスムーズに進むこともメリットですね。
「公認心理師/臨床心理士」と両方の資格でくくっているところも好感が持てます。
>>ジョブメドレー: 日本最大級の医療介護求人サイト(公式サイト)
と思った方も知るかもしれませんが、その通りでして、同じようなサイトではguppyでも良いと思います。
どちらか1つを登録するか、両方登録しても良いと思います。
③リクルートエージェント
臨床心理士に特化してはいませんが、一般的な転職エージェントの代表格として、リクルートエージェントに登録しておくとよいと思います。
なぜなら、非公開求人の中に臨床心理士の求人がある場合があるからです。Indeedのクローラーは誰でも見れるサイトしかクローリングできず、閲覧するのにログインが必要な求人はIndeedに出ません。一般企業でも掘り出し物的に臨床心理士の求人を出している場合があり、登録することで万が一の見逃しを防ぐことができます。
EAPカウンセラーやコンサルタントといった産業領域の仕事や、一般企業で心理的な支援をしたい方は登録しておいて損はないです。
>>リクルートエージェント|転職支援サービスの新規会員登録(公式サイト)
リクルートエージェントの体験談は別記事で書いていますので、よかったら参考にしてみてください。
一般的な転職サイトに登録することで非公開求人を探すことができ、掘り出し物の見落としを防くことができます。
④ 臨床心理士会/各都道府県の臨床心理士会のサイト
日本臨床心理士会もしくは各都道府県の臨床心理士会のサイトには会員専用のページが存在し、その中に求人情報があります。
難点は入会して年会費を払わないといけないところと、申請しても場合によっては承認までに少し時間がかかるところです。
とは言え、心理士会だからこそ持っている求人情報もあり、入会する価値はあると思います。
⑤ 番外編:twitter の心理職求人情報館
番外編ですが、twitterでも求人情報を探すことができまして、有名なアカウントは心理職求人情報館さんです。
個人の方が様々なサイトの巡回しているのでしょうか? だとしたら本当に頭が下がります。
関東圏の公募情報に限られるようですが、フォローしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに私もtwitterでブログの要約などを発信しておりますので、よかったらフォローしてみてください。
以上5つのサイトを紹介させていただきました。
と感じた方もいるかもしれません。
それに対する私の答えは2つで、コネと努力です。
コネは要するに教授や先輩からの紹介です。心理業界はなんだかんだで狭い世界なので、紹介という1本釣りで仕事が決まるパターンは多いです。
ポイント
日ごろから、「こういう仕事の求人が出たら教えてください!」と関係者に言っておくとよいと思います。私は根暗なのでできませんが。
努力は、求人サイトに載らない求人を見つける努力を自分でしている、ということです。
ポイント
具体的には、働きたい病院・会社・組織の採用情報ページを毎日チェックするのです。例えば、北里病院で働きたいと思っているのであれば、毎日採用情報ページにアクセスする。
こういう地道な努力と準備が実を結ぶことはあります。
臨床心理士の求人サイト紹介は以上です。次に、求人が見つかった後の面接対策にも少し触れていきます。
臨床心理士が就職・転職面接で不合格にならない方法
採用面接で不合格にならないためには、面接の練習をした方がいいです。
理由は、多くの臨床心理士は大学院入試は経験していても、一般的な就職活動を経験しておらず、面接慣れしていないためです。また、臨床心理士はカウンセリングで受容することには慣れていますが、自分をアピールすることが下手な人が多いからです。
練習相手は就職面接の専門家がよいです。というか、そうでないとまずいです。
一番手っ取り早い方法は転職エージェントを通して模擬面接とフィードバックをもらうことです。餅は餅屋、プロに頼んだ方が確実かつ速いです。
おすすめ転職エージェント
- リクルートエージェント:転職支援実績No.1。非公開求人数10万以上の大手転職エージェント。
- DODAエージェントサービス:転職者満足度No.1。転職後のフォローアップがウケられることも魅力。
と感じた方もいるかもしれません。それはその通りでして、私も転職面接で自己PRしてください等と言われたことはないです。
しかし、臨床心理士の求人は供給よりも需要の方が多く、一言で言えば「取り合い」です。良い求人が見つかっても内定は狭き門なのです。
であれば、せめて面接練習などの準備だけは、100%のことをしておいた方が後悔が少ないのではないでしょうか。
私はそう考えているので、エージェントも登録して面接練習をした経験があります。実際、役に立ちました。
応募書類の書き方【合格を勝ち取るために】
内定をとるには応募書類も抜かりないようにしたいですよね。
履歴書の書き方は以下のサイトが役に立ちます。
職務経歴書や添え状の書き方は当ブログにサンプルがありますので、使ってみてください。
本記事のまとめ
①臨床心理士が登録必須のおすすめ求人サイト5選
- Indeed(超定番)
- ジョブメドレー
- リクルートエージェント(転職エージェント)
- 日本臨床心理士会/各都道府県の臨床心理士会のサイト
- 番外編:twitter の心理職求人情報館
②臨床心理士が就職・転職活動の面接で不合格にならない方法
転職エージェントを利用し、面接の練習をする。
③応募書類の書き方【合格を勝ち取るために】
本記事は以上になります。お読みいただきありがとうございました。
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