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【体験談】スクールカウンセラー求人の探し方+採用面接での質問集

【体験談】スクールカウンセラー求人の探し方+採用面接での質問集
スクールカウンセラーになるにはどうしたらいいのだろう。求人の探し方や募集が始まる時期もよくわかっていない…。応募できたとしても採用面接では何を聞かれるんだろう…

こういった疑問にお答えします。

本記事の内容

  1. スクールカウンセラー求人の探し方
  2. スクールカウンセラーの採用面接で聞かれる質問【体験談】
  3. SCの応募書類作成や採用面接対策で私が使った書籍2選

 

記事の信頼性
私は関東圏でスクールカウンセラーとして勤務経験のある臨床心理士(公認心理師)です。初めて応募した年に採用されたため、本記事もこれから応募する方の参考になるかと思います。

 

ポイント

この記事を読むことで、スクールカウンセラー(SC)求人の探し方がわかり、募集を見逃すリスクが減ります。また、応募後の採用面接の準備をすることができ、採用に近づきます。転職が初めての方でも大丈夫ですよ。

 

では、1つずつ解説していきます。

スクールカウンセラー求人の探し方
【採用が活発な時期を知り、募集を見逃がさない】

以下3点に注意することで、スクールカウンセラーの募集情報を見落とすリスクを減らせます。

  1. スクールカウンセラーの募集が始まるのは秋が多い
  2. 地域名+スクールカウンセラー+募集で毎日検索する
  3. 私立校を見逃さないために就職サイトに登録しておく

 

①スクールカウンセラーの求人募集が始まる時期は秋が多い

SCの募集が始まる時期は秋が多いことを念頭に置いておきましょう。

公立校スクールカウンセラーの多くは都道府県や市区が雇用するため、勤務開始は4月です。採用スケジュールとしては、9月あたりから募集が始まり、10月に書類選考、11月~12月に面接試験、1月~2月に内定が出るようなイメージです。

私は念のため8月から募集情報を探し始めました。

SC募集の時期を知り、早めに求人を探し始めましょう。

②地域名+スクールカウンセラー+募集で毎日検索する

SC求人の探し方は「地域名+スクールカウンセラー+募集」で毎日検索することです。

公立校SCの募集は基本的に公募のため、都道府県や市区のWebサイトに情報が載ります。

例えば神奈川県を例に挙げると、神奈川県のホームページに以下のように募集が掲載されます(令和4年6月時点)。

※引用元:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/v3p/hutoukou/councelor.html


4月ではなく、10月採用のようなケースもあるんじゃないの?

と思われた方もいるかもしれません。確かに、その可能性もあります。

理由は、任期中のSCが産休になるなど、何かしらの事情で退職する場合があるからです。その場合、年度の途中でも追加で募集がかかることは稀にあります。

時期がきたら、「地域名+スクールカウンセラー+募集」で毎日検索して募集を見逃さないようにしましょう。

③私立校の募集を見逃さないために就職サイトに登録しておく

私立の中学校や高校のスクールカウンセラー求人は学校ホームページの採用情報に掲載されることが多いですが、非公開求人になっている可能性もあります。

学校側としても、臨床心理士会など、信頼できる機関の人材を採用したいためのようです。

具体的には、日本臨床心理士会や都道府県の臨床心理士会の採用情報、転職エージェントの非公開求人に載ることがあります。

当ブログでは心理士会の他にも転職活動で登録必須の求人サイトをまとめていますので、募集を見逃したくない方は参考にしてみてください。

 

転職エージェントってなに?という方はリクルートエージェントの体験記もありますので併せて参考にしてみてください(書類の添削や模擬採用面接もやってくれます)。


私立校の採用は現任者の紹介も多いんじゃないの?

すみません、私もそこまで詳しくないので、情報が入ったらこの記事も更新していきます。

私立校のスクールカウンセラー募集を見逃さないために、求人サイトにも登録しておくのが吉です。

スクールカウンセラーの採用面接で聞かれる質問【体験談】

結論、面接官は基本的に痛いところをついてきたり、SCをやっていないと知らないような質問をしてきます。

なぜなら、雇う側は実務で通用する人材を採用しなければいけないからです。特にSCは生徒、親、教員の間に入ることが多く、板挟みが生じたときにどう対応するか問われる質問が多いです。

私が採用面接で実際に聞かれた質問を少し改変して紹介します。

最低限以下の質問に回答できないと、勤務時に仕事が成り立たない部分もありますので、面接対策というより実務能力の研鑽として回答を考えてみるといいかもです。

  1. 子どもに対してどんな支援をしていきたいですか?
  2. スクールカウンセラーとして勤務するにあたって力を入れたいこと
  3. 生徒や親が「教員に言わないで」と言ったときどうしますか?
  4. SCと教員で支援方針が異なったときはどうしますか?
  5. SCが外部機関と連携するときに注意するべきことは何だと思いますか?

 

①子どもに対してどんな支援をしていきたいですか?

いきなり抽象的なことを聞かれた私はうろたえてしまい、子どもの気持ちに寄り添いたいという中身の無い回答をして後悔しました。

②スクールカウンセラーとして勤務するにあたって力を入れたいこと

どうしても児童生徒への支援をしたい方がSCを志望する傾向にありますが、現場では親面接や教員へのコンサルテーションを求められることが多いので、私はそれについて答えました。

③生徒や親が面接で「教員に言わないで」と言ったときどうしますか?

SCの勤務では集団守秘義務が適用されますが、それをわかっていないとこういった質問には答えられません。事前に想定問を作っておくとよいかと思います。

④SCと教員で支援方針が異なったときはどうしますか?

指導・教育が求められる教員と受容・共感が求められるSCで支援方針が異なることもあるでしょう。そういった質問への回答も用意しておくとよいです。

⑤SCが外部機関と連携するときに注意するべきことは何だと思いますか?

外部機関との連携についてはめちゃくちゃよく聞かれます。

私はSCが連携する外部機関が何なのかすらわかっていなかったので、事前に本を読んだり、SCをやっている先輩に聞いたりしました。

ポイント

一例を挙げると、市町村の教育委員会(教育センター)、東京都であれば子供家庭支援センター、児童相談所、医療機関、警察、スクールソーシャルワーカー(機関ではなく人ですが)などでしょうか。

特に公的なサービスは「都道府県名+子どもの相談」などで検索すると機関や課のWebページが出てきますので、事前にチェックしておくとよいかもです。

最後に事前知識として読んでおくと助けになる書籍を紹介して終わりたいと思います。

SCの応募書類作成や採用面接対策で私が使った書籍2選

私は以下の2冊を読んでいました。

書籍1:公認心理師必携 スクールカウンセリングの「困った」を解決するヒント48

この本の良い点は具体的なハウツーの豊富さです。

「職員室で何をすべきか」など、現場で実際に困ることへの回答も書いてあり、痒い所に手が届く本です。巻末に「お便り」の見本があるのもよいですね。

Amazonの評価は★4と高いです(2022年6月時点)。

書籍2:スクールカウンセリング モデル100例:読み取る。支える。現場の工夫。

事例が豊富なので業務のイメージをつかみやすいです。

出版年は2006年とやや古いですが、とにかく高評価。23個の評価で★4.5はスクールカウンセラーの本で最大評価ではないでしょうか(2022年6月時点)。

実務経験がなければ最低限本を読んで知識だけは入れておきましょう。

本記事のまとめ

①スクールカウンセラーの求人の探し方

  1. スクールカウンセラーの募集が始まるのは秋が多い
  2. 地域名+スクールカウンセラー+募集で毎日検索する
  3. 私立校を見逃さないために就職サイトに登録しておく

臨床心理士・公認心理師の求人サイトについては以下の記事でまとめていますので、参考にしてみてください。

>>【見逃さない】臨床心理士が登録必須のおすすめ求人サイト5選

SCで働くことになったら不登校支援は避けて通れません。本ブログには不登校に関する記事も多数あるので、ぜひご覧ください。

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  • この記事を書いた人

モトセ

臨床心理士です。最近は不登校支援に力を入れています。お気に入りやtwitterフォローお待ちしています。 noteでは不登校のお子さんに対する具体的な関り方をプログラム形式で書いています➝noteはこちら

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