性格を表す5つの特性 ビックファイブ -特性論2-

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前回の記事で、性格の捉え方として特性論を紹介しました。

今回はその特性論のなかで、最もメジャーなもののひとつであるビッグファイブを紹介します。


特性論を理解しているとわかりやすいので、知らない方はこちら(適性検査で使われる性格の捉え方-特性論1-)を先に読んでみてください。


■ ビッグファイブとは


ビッグファイブは、性格の特性論の一つで、性格について万人に共通して表せるのは5つの特性であり、その量的比較によって性格を捉える、というものです。


ではその内容はどんなものなのでしょうか。


・ビッグファイブの5つの次元

ビッグファイブにおける性格の共通項目は以下の5つです。

1.開放性(Openness)

どれだけ開かれているかを表す特性。
知的好奇心の強さ、想像力、美の理解・興味、新しいものへの親和性、遊び心などに関係する。
知能や創造性との関連も指摘されている。


2.誠実性(Conscientiousness)

まじめさを表す特性。
自己統制力、達成への意志の強さ、計画性などに関係する。


3.外向性(Extraversion)

積極的に外の世界へ行動していく志向性を意味する特性。
人間関係の社交性よりも広い意味で、活動的、上昇志向、エネルギッシュな傾向を表す。


4.協調性(Agreeableness)

やさしさに近い特性。
利他的な度合い、嘘偽りない態度、控えめといった事が関係する。

5.神経症傾向(Neuroticism)

敏感さ、不安や緊張の強さを意味する特性。
これが高いと感情面・情緒面での不安定さやストレスを感じやすく、逆に低いと情緒が安定している。



■ ビッグファイブの性格診断をやってみる


特性論の性格検査はほとんどがアンケートなので、簡単にできます。

簡易版ですがこちらでビッグファイブを用いた測定できますので、気になる方はやって見てください。
自己ギャップがプラスワンとしてついていますが、基本はビッグファイブです。

5つの性格診断プラス


・筆者の結果(参考までに)

外向性-内向性 21点 普通
情緒安定性 情緒不安定 22点 普通
勤勉性 24点 高い
協調性 21点 普通
知的探求心 24点 普通
自己ギャップ 14点 普通

いまいち個性がなかったですね・・・

類型論ではある程度型にはめられてしまうのですが、特性論は結果が点数ででるので比較もしやすく、見るのがおもしろいです。

ぜひ試してみてください。


■ビッグファイブができるまで

ビッグファイブはオールポートの特性論の流れを汲んでいます。

オールポートと特性論についてはこちら(適性検査で使われる性格の捉え方-特性論1-)

つまりこれまで抽出されてきた様々な性格を現す言葉があり、コンピュータの発展で多くのデータを統計的な分析にかけられるようになった結果、5つの次元に集約したというわけです。


なのでこれら5つの特性の裏には数百の言葉(形容詞)があるということになります。


ビッグファイブのポイントは言葉の整理によって作られたということです。


次回は特性論のなかでも、ビッグファイブを含めた過去の研究の整理を試みた五因子理論を紹介したいと思います。
ガチな性格診断テストNEO-PI-R -特性論3-

■ まとめ

ビッグファイブ
 特性論の代表的なもの。性格について万人に共通して表せるのは5つの特性であり、その量的比較によって性格を捉える。


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この記事を書いた人
モトセ

30代の心理職です。元会社員で社会人入試組。ITベンチャー→大学→大学院→心理職。SC、精神科クリニック、企業内心理職の経験ありです。twitterでは心理学関係の学会の更新情報をつぶやいていますので、情報収集に使ってください。

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