精神分析のまとめのまとめ

eye catch image 精神分析
スポンサーリンク

以前知り合いに、「心理学っていうと何を連想しますか?」と聞いたところ、「フロイトとかユング」と言われたことがありました。


そういうもんなんでしょうか?


そういえば心理学者で有名な人ってあんまりいないですね。ロジャーズとかエリクソンとか有名ですかね。


でもフロイトやユングのほうがよっぽど知名度は高いし、今なら本が売れまくってるアドラーのほうがよく知られているかもしれません。

フロイトやユング、アドラーはみな心理学の専門家ではなくて、精神分析という学問の専門家です。


自分はもう専門的に勉強してしまっているので一般的な感覚がわからないのですが、心理学と精神分析はなんとなくごっちゃになって知られているところがあるのかもしれません。


今回はそんな精神分析について、概要とかを書いていこうと思います。



■ 精神分析とはなんなのか


精神分析はS.フロイトが作り上げた、人の無意識の存在を仮定し、それを中心に心の構造といった様々な概念を使って人の心を理解しようとする学問、療法の体系のことです。


これホントにざっくりなんで、なんのこっちゃわからないと思います。


巷にはちゃんと説明してくれているサイトがたくさんあるので、今回もやってみました。
題して精神分析のまとめのまとめ!


色んな概要ページを載せてあるので気になったのがあったら読んでみてください。


・Wikipediaのページ


とりあえずWikipediaでおなじみのWikipediaです。


精神分析学のページ(Wikipedia)


辞書なので仕方ないのですが、ごちゃごちゃしています。

しかし歴史からセラピー、重要な用語といったことがだいたい網羅されているようです。
ざーっとどんなものか知りたいならOKでしょう。


・日本精神分析協会のページ


このページによれば、”日本精神分析協会は、国際精神分析学会の日本支部であり、国際的な基準に基づく治療と研修機能を持っている”そうです。


日本精神分析協会_精神分析とはどんなものでしょうか

説明にもある通り、ここでは精神分析を使った心理療法の概要がメインで書かれており、精神分析の詳しい内容は書かれていません。


総合心理相談 ES DISCOVERY


恐らく個人の方がやっている民間の相談室のサイトのようです。

精神分析学の思想と臨床に関係した人々


パッと見精神分析の概要が書かれているようですが、けっこう良いです。


精神分析の強みである、”無意識や心的構造といった概念を使って色んな心理現象をうまく説明できる”ということがちゃんと書かれています。


紹介されている概念も重要なものが多いように見えます。それぞれ細かく書かれてはいませんが。


他にもコトバンクやはてなキーワードなどにも説明は書いてありますが、本当に概要って感じです。



■ここだけは押さえて欲しい精神分析


人の心を理解しようとする精神分析は心理学と目的はだいたい同じです。


違うところは、心理学が実験などを行い客観的なエビデンスを通じて科学的な学問であろうとするスタンスに対し、精神分析はフロイトの経験や思想が基になっていて、臨床実績などからつくりあげられた点が異なる点です。


なので精神分析は科学的ではない、という批判があるようです。


正直私は専門ではないので、そこらへんのことは詳しく分かりませんが、最近は脳科学と精神分析の概念との関連性が描かれた本もあり、昔のイメージとは変わってきている部分もあるようです。


ここでは精神分析の特徴である、重要な二つの前提を書いておきます。


それは無意識の存在と心的決定論です。


1.無意識の存在


精神分析の大きな特徴は、無意識の存在を仮定しているところです。


無意識という言葉は日常でもよく使います、実際に人の心には無意識的なところがあるのでしょうか。

今のところ、ありそうというのがわかっています。


1つの実験例としては閾下提示の実験があります。


閾下というのは、人が対象を知覚ない範囲のことで、例えばマークが書いてあるカードを、対象を知覚できないくらいものすごい短い時間で何回も提示したとします。

その後2枚のカードを見せ、どちらが見えましたか?という質問をすると、答えは半々(見えてないので)なのに対し、どちらが好きですか?という質問には閾下提示したほうを選ぶ人のほうが多くなるという実験があります。


何回も見ていると好きになると言うのは単純接触効果として知られていますが、閾下提示でも起こるとなると、そこには無意識の存在があるからかもしれません。


このように科学的にも実証されてきている無意識の存在を精神分析では大前提に考えています。


2.心的決定論


物理的なものと同じように、心理現象もいきなり0から生まれるのではなく、そこには先行するものが必ず存在するという因果関係がみられるという考え方のことを心的決定論と言います。


これは心理学用語集にとても分かりやすい説明が書いてあったので引用します。


心的決定論とは、すべての精神現象や行動は、偶然起こるものはなく、一定の因果関係に基づいて先行する心的事件により決定される。これが心的決定論と呼ばれる精神分析の基本仮説である。
失錯行為や夢の内容、神経症の症状などの精神現象は、一見明確な原因なしに起こるように見える。しかし、原因がないのではなく、その原因が無意識内に存在する為に、意識からは因果関係が判らないだけである。ゆえに精神分析では、意識に現れた事象を分析することで無意識にアクセスし、症状の原因を明確化することが治療機序となるのである。


心理学用語集(http://www.1-ski.net/archives/000238.html


これを仮定しているため、精神分析をつかった心理療法では、現在の症状の原因となっている過去のことにアプローチし、分析・解釈をしていくことでそれを改善させようというやり方をとります。


この2つが精神分析の大きな前提です。


次回からは精神分析が心を説明するために持っている様々な概念を紹介していきたいと思います。



読んで良かったと思ったらシェアをお願いします!



もし学生さんであれば、AmazonのPrime Studentに加入することをお勧めします!

Prime Studentは月額たった250円でプライム会員とほぼ同等の特典が使えるサービスです。何より無料体験が6ヶ月と長く、完全無料で半年間利用して解約することもできます

文房具・ノートが20%オフになったり、本の購入にポイント還元がつくなど学生には嬉しい特典もあります。

大学生・短大生・大学院生・専門学生の方は、今すぐ利用するすることをお勧めします。

この記事を書いた人
モトセ

30代の心理職です。元会社員で社会人入試組。ITベンチャー→大学→大学院→心理職。SC、精神科クリニック、企業内心理職の経験ありです。twitterでは心理学関係の学会の更新情報をつぶやいていますので、情報収集に使ってください。

精神分析
スポンサーリンク
神はPsycholoを振るー臨床心理学を応援するブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました