今回は相手から「AかBのどちらがいいと思う?」と聞かれたときの、感じのいい答え方についての記事です。
「話を聞かない男、地図が読めない女」という有名な本を参考にして書いています。
AかBのどちらがいいと思う?と聞かれたときは
たとえば「この服とこっちの服どっちがいいと思う?」とか、「お土産はコーヒーと紅茶どっちがいいかな?」みたいな2択の質問をされたとき、どのように答えるのが良いのでしょうか。
どっちでもいいなあ、と思いつつ、適当な返事をしがちではないでしょうか。
結論から言いますと、どちらかを答えてはいけず、代わりに「君はもう決めているの?」などと聞き返した方が良い場合が多いようです。
相手の心理としては率直に意見をもらいたいか、どちらかに答えは傾いているのだけど踏ん切りがつかない、この2つに分けられると思われます。最初に相手の意向を確認して、AかBのどちらかを答えてくれたのであれば、「それでいいと思う! 良い選び方だと思う(ここは適宜アレンジ)」、これでミッションクリアになるそうです。あくまで本に載っていた例ですが。
もちろん相手が本気で悩んでいて、こちらに意見を求めているときも時もあるでしょう。そうであれば、「もう決めているの?」と聞いた際に「いやー、かなり迷っている」と言ってくれるはずです。そしたら率直に意見を伝えれば良いかと思います。それで相手が「でも~~~」と悩むようであればそこからは相手の問題ですので、うーんと一緒にうなってみるか、こちらの意見を押してみるか、その時その時で選択していくしかありません。
非言語と言語の調子を合わせることに注意
非言語とは、声のトーンや表情、姿勢、目線といった言葉以外のメッセージのことです。
いくら「もう決めてるの?」と問いかけたとしても、投げやりになったり、怒っていたり、興味がないという類のメッセージを非言語で出していると、言語のメッセージとの間に矛盾が生じ、相手は混乱するか、怒り始めると思います。
そうなると厄介なので、十分注意しましょう。メラビアンの法則などで知られている通り、非言語はとっても大切です。これは強調してもしすぎることはありません。
なぜこのような会話が発生するのか
これは、男女の脳の機能する部位の違いによるものだと解説されています。
女性の脳では、会話の際に左脳の前部と右脳の小さな領域という左右両方の脳を使っているために話がうまく、かつ話すことが楽しいらしいです。しかし、頭の中で論理的に問題を解決することは苦手なようで、声に出しながら整理していくために、このようなやり方になるそうです。
一方、男性は話す時に左脳の一部しか使っていません。加えて、何となく活発になっているだけで、中枢となる部分は見つからないそうです。大昔の話ですが、もともと男性の第一の役割は狩りであり、獲物を探す時も獲物が逃げてしまうため、余計な話はNGでした。仲間との合図も言葉以外を使っていたことでしょう。そしてそのような人たちが生き残った結果、口ベタ遺伝子が受け継がれたわけです。
女性の場合、果物取ったり家で子供を育てていくために仲間との協力が不可欠であったため、観察して察する能力やコミュニケーション能力が高い人が生き残りやすかった。そしてそれが受け継がれたと言われています。
やや眉唾ですが、コミュニケーションの引き出しとして紹介させていただきました。