愛と恋の違いとは何なのか -心理学的な5つの説明-

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愛と恋はどこが違うのか。


皆さんはどう思いますか?


まぁこの問題については昔っからいろんな所で話されてきた話題のようで、ぶっちゃけた話をすると、


Naverを見れば一発でわかります!!


誰もが一度は考える「恋」と「愛」の違い


どうですか? だいたいみなさんのイメージ通りですか?


恋と愛の違いは平面的か立体的かなんて詩的でとてもいいですよね。ぐっときますね。


感心してるだけだとこのブログを見てくれている方に申し訳ないので、ここではちゃんと愛と恋の違いについて、心理学ではどう考えられているのかを書いていこうと思います。




■ 愛と恋の5つの違い


1.条件性と無条件性

恋も愛も相手あってこそ生まれてくる感情なのですが、求めているものは大きく違います。


その一つが条件性と無条件性です。


まず恋の場合、”容姿がかっこいい”、”体系が好み”、”スポーツをしているところが好き”といった加算的な条件がそろっている時、相手を好きと感じるという条件性の特徴があります。


それに対して愛の場合、この加算的な条件を求めない無条件性の特徴があります。


これがどういうことかという前に、愛のイメージとして老夫婦を思い浮かべてください。
※母性愛でも家族愛でもなんでもいいんですけど、夫婦愛がわかりやすいと思います。


そこで老夫婦に対し、「どうして相手を大事に思うのか?」 という質問をしたとしましょう。


恐らくその夫婦は「しわくちゃな顔が好き」とか、「ゲートボールをしている姿が好き」とか「まがった腰が好き」とかそんな美的、身体的な条件を口にしないでしょう。


じゃあなんて言うかというと、「その人だから」とか「ずっと一緒に連れ添ってきたから」といった理由を挙げると思われます。


もちろん相性が合うからといった好みの問題もあるとは思いますが、その相性が長い時間の共有の原動力となり、上記のような理由につながっているとも考えられます。


つまり、相手に対し、何かしら個別の条件を求めておらず、その人のより全人格的な事柄を理由としてあげます。


だからこそ、”欠点も含めて丸ごと好き”といった気持ちが表れてくるのでしょう。


また、愛は見返りを求めないとよく言われますが、これも無条件性という特徴によって説明できるでしょう。


他の例えとして母性愛についていうと、いくら顔がかわいくて、身体能力が優れていたとして、他の家の子供を愛するということは起きないですよね。


このように愛と恋では条件性という点において大きな違いあります。



2.どちらの幸せか

これを端的に言うと、恋は自分の幸せ、愛は2人の幸せを望む傾向にある、ということです。


これは愛の特徴の一つである相互性の問題に大きくかかわっています。


アイデンティティのための恋愛に代表されるように、恋においては、そこに現れる自分自信に大きな関心があることが多いのに対し、愛は自分と相手の相互作用それ自体が重要であることが大きな違いであると言えるでしょう。


イメージできますでしょうか?


例えば”片思い”や”ファン”の心理を想像してみてください。これらは愛か恋かでいったら100% ”恋” です。


つまり相手の気持ちがどうであれ、恋は成立することができますし、満足感を得ることができます。


愛に関する喜びの場合、例えば相手のことを思って何かをした結果、相手が喜んでくれたとしましょう。


このような相手の喜びが自分がにとっての喜びであるという気持ちは、相互作用の結果であり、愛的な感情の特徴です。


お互いの幸せを望むことが愛であるということが、この相互性という特徴からわかると思います。



3.時間的展望

恋は短時間で作られるのに対し、愛は長い時間をかけて作られていくという特徴があります。


例えば恋愛において、”一目ぼれ”ということはありますが、あった瞬間”あなたを愛しています”ということにはならないですよね。


”一目ぼれ”はようはその人が”タイプ”であるか、”過去に経験した好意的な感情の転移” (過去の感情を現在に移して感じている状態)であり、恋的な感情です。


反対に愛は人間関係のなかで育まれていくものであり、とても時間がかかります。


親子愛をとっても、生まれた瞬間に愛を実感することはあるでしょうが、どちらかと言えば実感がわかないといった感情のほうが強いのではないでしょうか。


しかし時間をかけて関係を築いていくにつて、どんどん子供のことが好きになるでしょう。


このように愛と恋には時間的感覚の違いがあります。



4.身体現象の有無


これはつまりドキドキするかしないかです。


恋では身体現象を伴います。つまり一緒にいるとそわそわして緊張したり、ドキドキします。


しかし愛ではそういった身体現象はなくなります。


長年連れ添って毎日ドキドキしてたら、たぶんそのうち心臓発作で死んじゃいますね。


しかし余談ですが、人として、たまには刺激が欲しいというのは現実としてあるような気がします。
ようはずっと一緒にいるけど、たまに出会ったころのようにドキドキしたい、みたいなことです。


浮気っていうのはそういう時に起こるんですかね・・・?



5.能力的な問題

恋は衝動・欲動といった感情的な側面が強いのに対し、愛は能力的な側面が強いことが特徴です。


愛についての記事でも書きましたが、愛には”与える”という行為を通して自分自身と相手のお互いの喜びを実現しようとするという特徴があります。


そのため、愛は想像力感受性という2つの能力によって支えられています。


これは決して自己犠牲ではありません。自分がしたくて、相手のために何かをするということです。


視点を変えると愛は能動的な技術・能力であり、向上させることができると考えられています。



■ まとめ

色々なことを書いてしまいましたが言いたかったのは以下の5点です。

1.条件性と無条件性
 恋は条件性、愛は無条件性

2.どちらの幸せか
 恋は自分の幸せ、愛はお互いの幸せ

3.時間的展望
 恋は短時間で、愛は長時間で作られる

4.身体現象の有無
 恋はドキドキする、愛はドキドキしない

5.能力的な問題
 恋は感情、愛は能力


だから決して付き合っていく中でドキドキしなくなったとしても、それは恋が終わり愛の段階に入っていったと言うことができるかもしれません。


読んで良かったと思った方がいましたら是非シェアしてもらえると嬉しいです。
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この記事を書いた人
モトセ

30代の心理職です。元会社員で社会人入試組。ITベンチャー→大学→大学院→心理職。SC、精神科クリニック、企業内心理職の経験ありです。twitterでは心理学関係の学会の更新情報をほぼ毎日つぶやいていますので、情報収集に使ってください。

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