公認心理師試験

【2025年版】公認心理師おすすめテキスト・問題集【直前対策できます】

公認心理師試験の勉強ではどのテキスト(参考書)や問題集をつかえばいいのだろう…。お金は節約したいから色々な本を買うのはしんどいけど、不合格にはなりたくない…

こういった疑問にお答えします。

本記事の内容

  1. 公認心理師試験おすすめ「問題集」4選+試験直前対策本
  2. 公認心理師試験おすすめ「テキスト」(参考書)4選
  3. 自分の見立て(アセスメント)に自信がない時の必見テキスト

 

記事の信頼性

私は公認心理師含め、国家資格を4つ持っています(臨床心理士も持っています)。

資格試験の勉強には慣れているつもりですし、落ちない書籍選びも得意だと思っています。

試験前の直前対策本も紹介していきますので参考にしてみてください。

公認心理師試験おすすめ「問題集」4選+試験直前対策

 

結論から言えば、最も重要な資料は「過去問」だと断言できます

過去問は心理研修センターのWebページで無料で見れますが、紙で持っていないと勉強には不便です。

過去問を手に入れることは何よりも優先していただきたいので、最初にお勧めの「問題集」を紹介した後でテキスト(参考書)を紹介いたします。

赤本 公認心理師国試対策2025 (KS心理学専門書)

過去1年分の問題と解説がセットになった本です。

過去問と正答だけなら心理研修センターのHPで閲覧できますが、選択肢の中でなぜこれが正解で、なぜこれが間違っているのかは解説を見ないとわかりません。

個人的に強く思うのは「この選択肢はなぜ間違っているか」を説明できるまで解き散らかすことがとても大事です

赤本は問題に加えて個々の選択肢に解説がついており、この選択肢がなぜ間違っているかまで理解しやすいです。

1問解くだけで習得できる知識が多いのも良い点です。

過去1年分しか載っていないですがそれでも買って解く価値はあるでしょう。

心理教科書 公認心理師 完全合格問題集 第1回~第5回試験解説版

通称「青ペンギン」と呼ばれる「公認心理師試験対策研究会」が出している問題集です。

1~4回目までではありますが過去5回分の試験内容が載っていますし、補足解説や加点のポイントなどが書かれているのもよいですね。

サイズはB5版です。

ペンギンシリーズの良いところは完全合格問題集だけでなく「テキスト」と「要点ブック」(次の章で紹介)という姉妹本があり、同じ出版社でテキストから問題集までそろえることができる点です

のちほど参考書のほうで紹介いたします。

一発合格! 公認心理師 事例問題得点力アップ問題集

この本は事例問題に特化した問題集です。

事例問題は配点が高く対策する価値が高いです。

この本はやや古いですが事例問題の解法テクニックという貴重な内容を紹介しているのが魅力です。

Amazonの評価もレビューが112件あって★4.4(記事作成時)とかなり高くお勧めです。

忙しい人のための公認心理師試験対策問題集 第2版

次におすすめする問題集は「明誠書林」が出版している「忙しい人のための公認心理師試験対策問題集第2版」です。

この本のすごいところは解説のクオリティではなく点を取るテクニックを前面に押し出しているところです。

私も経験上でも、本番で大切なのことの1つが「わからない問題」に遭遇した時に「如何に消去法をうまく使えるか」でした。

つまり、わからないなりに推測する推理力が合格の鍵を握るのです。

この本は「ひっかけ方」という作問者視点の解説というもはや禁じ手ともいえる内容が書かれており、まさに正攻法では時間が足りない「忙しい人」のための問題集と言えるでしょう

出版が2021年5月とやや古いですが、お値段も安めでおすすめの書籍です。

「特長1」:点を取るための技術(「点を取る技術」「点に差がつくミニ知識」「キーワード解説」)を豊富に紹介しています。公認心理師試験はすべてマークシート方式ですが、問題作成者が考えるマークシート方式特有の「ひっかけ方」を本試験過去問・オリジナル問題をもとに具体的かつ詳細に解説しています。これを身につけることにより、知らない用語が出てきても正答にたどり着けることができます。

「特長2」:各章を5節に分けた構成にしてあり、「今日はこの節」「明日はこの節」など、隙間時間に学習できるようにしてあります。

「特長3」:上下巻合わせ全245問(本試験過去問124問、オリジナル121問)の解説は、あたかも自分が解いているような「正答を導くまでのプロセス」が詳述されているので、本番に自信をもって臨めます。

「特長4」:合格するために欠かせない事例問題(普通問題は1問1点、事例問題は1問3点)の対策に多くページを割いていますが、点を取る技術の紹介だけでなく、事例をより具体的にイメージできるように、現在心理職の実務についている方々(スクールカウンセラー、家庭裁判所調査官、病院職員ほか)の仕事紹介もコラムとして収録しています。

「特長5」:約700項目の索引を掲載しています。事項・人名をきちんと理解しているか、どのように出題されているかの確認から辞書的な役割まで、単なる問題集にとどまらない広い活用が期待できます。

(Amazonより)

公認心理師試験おすすめ「テキスト」(参考書)4選

心理教科書 公認心理師 完全合格テキスト 第2版 (EXAMPRESS) 

通称「緑ペンギン」です。

問題集である「青ペンギン」の姉妹本で第2版は2022年1月発売です。

大好評のテキスト「ペンギン緑本」で
基本の知識をつかもう!

本書は、公認心理師試験の合格に必要な基本の知識を身につけられる1冊です。
ブループリントや試験の傾向をふまえた説明で、
苦手分野を掘り下げての学習や、知識の振り返りにも活用できます。

〈本書の特徴〉
・公認心理師を持つ大学教員、臨床心理士、医師、薬剤師、社会福祉士など
各分野に精通した最強の執筆陣が丁寧に解説
・最新の第4回試験のブループリントに対応
・出題基準に沿った24章構成で、基本知識をしっかりおさえられる
・「用語解説」「プラスワン」「コラム」など補足説明も分かりやすい
・充実した索引が復習に便利
・重要語句を隠して覚えられる赤シート付き
・持ち運びがしやすいA5サイズ

(Amazonより)

かなり有名なテキストだと思います。

情報が網羅して合って一通り目を通す勉強が好きな方におすすめです。

先述しましたが、この本の良い点は同じシリーズで「完全合格問題集」と「要点ブック+一問一答」があるところです。

ペンギンシリーズを全部そろえると1万円近くなりますが、1万円で合格できるなら安いものではないでしょうか。

一発合格!公認心理師対策テキスト&予想問題集(心理専門学校ファイブアカデミー)

臨床心理士試験のテキストも出している「心理専門学校ファイブアカデミー」の本です。

臨床心理士版は良書で私も使っていました。

公認心理師版は内容的にわかりやすく入門的だなと感じました。

模擬試験を1回分収録というのもいいですね。

知らない問題への耐性を強めたい方にお勧めのテキストです。

◆効率よく学習できる工夫が満載!
公認心理師の試験範囲を、各分野ごとに平易な文章と図解を用いてわかりやすく解説!
項目ごとに重要度を表示。各章の章末には、おさらいができる一問一答問題を掲載。
知識の定着をはかりながら、効率よく学習できます。

◆重要用語やキーパーソンの解説も充実!
各項目の冒頭には、重要用語や人物名、検査名などをキーワードとして掲載しました。
さらに、第4回試験を踏まえて、重要用語や補足説明を追加して充実させました。

◆第4回試験の出題傾向&模擬試験1回分を収録!
別冊では、昨年実施された第4回試験の出題傾向の分析結果を掲載しました。出題内容や
事例問題の割合などを確認することができます。また、試験直前対策用に模擬試験1回分
を収録! ぜひご活用ください。

(Amazonより)

公認心理師標準テキスト(日本心理研修センター)

説明不要のセンター公式書籍です。

現任者講習テキストの後継本となっています。

研修センターが出している本で勉強したい、その方が安心する、という方におすすめです。

 

以上公認心理師試験お勧めの問題集とテキストを紹介させていただきました。

最後に、公認心理師試験を受験する方は現場に出て日が浅いか、すでに現場で仕事をしているけれども「臨床力」自体に自信が持てない方が多いかと思います。

そんな方に心からおすすめの本が竹内先生の「100のワークで学ぶ カウンセリングの見立てと方針」です。

この本で読んでから実務をこなすのと、読まないで実務をこなすのでは1年後の臨床力に天と地ほどの差が出ます。

見立て(アセスメント)の力を高めたい方にはおすすめいたします。

(番外編)臨床心理士試験 おすすめテキスト・問題集

臨床心理士おすすめテキスト・問題集は以下のページで紹介しています。

  • この記事を書いた人

モトセ

臨床心理士です。最近は不登校支援に力を入れています。お気に入りやtwitterフォローお待ちしています。 noteでは不登校のお子さんに対する具体的な関り方をプログラム形式で書いています➝noteはこちら

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