【心理職の仕事紹介1】精神科クリニックの1日、年間の面接回数は999回

仕事紹介
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ご覧いただきありがとうございます。

この記事は心理職を目指している人や、他の業種の人はどういう働き方をしているのか知りたい人向けの記事です。

初回の今回は、【精神科クリニック】で働く心理職の1日を、なるべく具体的に、想像できるように書いていこうと思います。なお、デイケア業務ではなく、カウンセリングや心理検査を中心とする心理職業務について記載しています。

なお、この記事で書かれている内容は、私の私見ですので、全てのクリニックで共通することではございません。ご了承の上お読みください。

【精神科クリニック】で働く心理職の仕事内容

まず大雑把に書きます。
0830 出勤 院内掃除、先生に挨拶。
0900 勤務開始 カウンセリングや心理検査の実施、所見の作成等を実施。
1200 午前終了 面接の記録や所見の作成。昼食。
1400 午後開始 引き続きカウンセリングや心理検査の実施、所見の作成等を実施
1800 午後終了 検査所見が溜まっていれば進める。
大体こんな感じで1日が過ぎます。
【面接構造、検査の時間について】
面接はクリニックにもよると思いますが、私が勤務した職場では1ケース30分でした。30分の中に予約を取る時間も含まれるので、話せる時間は大体25分程度です。知人のクリニックは1ケースが50分と言っていました。どちらがクリニックとして一般的なのかはわかりません。
検査時間もクリニックによると思いますが、以下のような設定でした。
知能検査
    • WISC、田中ビネー…120分
    • WAIS…150分
性格検査
    •  描画、PFスタディ等…30分
    •  SCT…60分
    •  ロールシャッハ…90分
検査用紙を持ち帰ってやってもらうということは基本的にしませんでした。

時間内に終わらない場合は、次の枠が空いていれば心理室で実施しますが、自分に次のクライアントがいた場合、待合席で記載してもらい、受付に渡すという方法をとっていました。

1日の流れを画像で紹介

青:カウンセリング、緑:プレイ、黄色:検査、赤:休憩時間
  • 忙しい時です。このような日が続くと、所見がどんどんたまってくるので、残業することになります。すでに昼の休憩時間もかなり残業していますね。
  • 比較的暇なときはこんな感じです。適当に書いてますので、参考まで。

その他(面接や検査以外)の業務

空き時間に行うその他の業務には以下のようなものがあります。

他のコメディカルと情報共有(見立てや方針を相談する等)

例えば訪問看護に行っている看護師、デイケアの作業療法士、精神保健福祉士 等

診察時間外に医師と情報共有/指示を受ける

私はインテークの前には必ず医師から情報をもらうようにしていました。医師は忙しいので1,2分のこともありますが、医師の診断・見立て、指示は簡単にでも聞いていました。

(かなり稀だが)スクールカウンセラーや教師と情報連携

検査の結果について解説をしたりすることも、かなり稀でしたがありました。

質問色々

担当していたクライアントの数は?
私のいたところではセラピスト1人につき大体70人くらいだったと思います。また、ある年の私の年間の面接回数は999回でした。検査やプレイセラピーは含めていないので、プレイを含めれば1300回ほどでした。
有給は取れる?
事前に休みたい旨申告し、予約を入れないようにしておけば取れました。
給与はいくら?
私は常勤で、1年目で基本給15万、手当が諸々ついて額面で20万くらいでした。残業代はやった分だけ出ました。あと交通費も出ました。

賞与は年間で2か月分でした。社会保障も完備です。
どうやって仕事見つけた?
私の場合は検索サイトの「Indeed」でした。職探しのWebサイトについては別記事で書いているので参考にしてください。

臨床心理士・公認心理師の就職・転職活動で使えるサイト6選
そろそろ大学院も卒業だけど、就職が決まらないわ…心理職は専門職だから就活の情報も少なくて大変だよね。そうなの。先輩や先生の紹介で決まってる人も多いけど、私はそういうのなくて…心配しな...

患者さんはどんな人が多かった?
病態は病床のある単科の病院に比べれば軽く、ほぼ神経症圏でした。ボーダー(境界性パーソナリティ障害)やシゾ(統合失調症)はいたとしても通院できるくらい病態の方々でした。あと発達障害の方がたくさんいました。これは医師の専門性によると思います。発達障害や児童・思春期を診ない先生もいます。
精神科クリニックやりがいは?
とにかくケースをたくさんこなせるところだと思います。1ケースの時間が短い場合できることは限られますが、その中でできることを考えることもやりがいかもしれません。臨床をやっていくうえで、相手の病態を推測するスキルは不可欠だと思いますが、その能力向上のためには、実際に精神疾患のクライアントさんにお会いして、「この診断がつく人はこういう表情や話し方をするのか」という経験を積むしかないと思います。いくらDSM等で診断基準を知っていても、度合いというのは比較しないと経験的にわからないのです。
精神科クリニック心理職を、他の職場の心理職と比べた時の特徴
思いついたところで、精神科クリニックを他の職場と比較した場合の特徴を記載しておきます。
  • 精神疾患の患者さんを扱う
  • カウンセリングや心理検査中心(心理検査をするのは医療機関、児童相談所、発達相談支援、私設くらいだと思われる。中でもパーソナリティ検査は医療機関が中心だろう)
  • 医師が近くにいるため相談が容易。変わった医師もままいるが。
  • 看護師やPSWなど関係者と連携する機会はある。しかしどちらかと言えば、患者さんとの1対1が多い。
  • 忙しい病院にあたると忙しい。
  • 30分設定のカウンセリングは援助者の使うモデルや慣れにもよるが、短くは感じる。じっくり向き合いたい人は不向きかも。
  • CBTをやってと指定される場合もある。
  • いつ所見を書くのか問題がつきまとう(つまり日々の業務で忙しく、所見や面接記録を書く時間がない)
  • 先輩やコメディカルがいれば、1人職場は回避できるし、相談もできる。(これ非常に大きい)
  • 発達障害を見れる先生なら発達の子どもや大人は多い。医師がコンサータを出せると更に多い(と思う)。
内容は随時追記していきます。

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この記事を書いた人
モトセ

30代の心理職です。元会社員で社会人入試組。ITベンチャー→大学→大学院→心理職。SC、精神科クリニック、企業内心理職の経験ありです。twitterでは心理学関係の学会の更新情報をほぼ毎日つぶやいていますので、情報収集に使ってください。

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