自己チューは本当に悪いのか?

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この記事のkey word 自己中心性、透明性の錯覚


皆さんの身の回りにも程度の差はあれ自己中な人っていると思います。


我が強いとか、そんな言い方もしますよね。


しゃべり始めの常套句は「俺は」「私は」で始まる人です。



日本人は西洋人に比べて相互協調的な文化な社会であると言われている通り、自己主張の強い人はどちらかというと煙たがられる傾向にあるように思います。


実際のところ、自己中は本当に悪い傾向なのでしょうか。


うざいというデメリットを超えるメリットはないのでしょうか。

少し考えてみたいと思います。



■自己中心的ってなんだろう


社会心理学でいう自己中心性とは、自分の視点を推測の出発点としてしまい、その視点から離れられないことを指します。


こうに違いない!と思う性質ですね。


・自己中心性バイアス


相手のこころを推測する際に、自己中心性によって、他者の考えが自分の考えと同じようなものになると判断しやすくなる傾向を自己中心性バイアスといいます。


例えば、自分の服がダサいと思っている時、自分は気にしていても、他人は何とも思っていない、ということはよくあります。


これは自分の心的状態をもとにして他者の考えを推測をするという、自己中心性バイアスが働いているためです。


俗にいう自己中な人とは、この自己中心性がとても高い人のことを言うと仮定しましょう。


では、そのメリットとデメリットについて解説していきます。



■自己中心性のメリット


自己中心性の良い点は、判断に一貫性がでることです。


自分の視点を推測の出発点にする人は、一見すると相手の考え尊重できない身勝手な人に思えますが、常に相手の視点を出発点にしていては、自分の考えに統一感がなくなり、一貫性を欠くことが考えられます。


それら統一感や一貫性を維持できる点が、自己中心性の良い点の1つです。


ようは自己中な人は“わかりやすい人”なのです。



また、相手の否定的な評価ばかり気にしていては、困難があった時に立ち直れません。


なんとかなるという前向きな自己中心性は社会への適応を促し、排除を防ぐ要因となりえるでしょう。


自己中な人は打たれ強いととらえることができるかもしれません。



■自己中心性のデメリット


自己中心性の悪い点は、言うまでもないのですが、自己中心性バイアスのようないわば思い込みが原因で、自意識過剰に陥ることがある点です。


これにより他者との関係や自分の行動に不都合が生じる可能性があります。


例えば自己中心性バイアスには透明性の錯覚というものがあります。


これは、自分の考えていることが、実際以上に他人に伝わっているだろうと過大評価してしまう傾向のことです。


例えば、プレゼンをする時に自分が緊張していることがばれていると感じてしまい、さらに緊張して失敗するといった悪循環ができてしまうかもしれません。


他には、自分が冗談を言った時に、相手もわかってくれると思っていても、実は真に受け取られていたりするなども自己中心性バイアス影響と言えるでしょう。



■まとめ


私は結構場の空気というか、暗黙のルールみたいなものに敏感な方なので、マイペースな人を見るとうらやましくなることがあります。


ぶれないなぁと感心してしまうことすらあります。


とは言えめんどくさいなぁと思うこともあるので、やっぱりバランスが大切なんでしょう。


良い面悪い面を理解して使い分けられれば、一番いいのかもしれませんね。


・自己中のメリット
統一感、一貫性がありぶれない。
他者の評価に惑わされにくい。


・自己中のデメリット
自意識過剰になりやすい。
相手とかみ合わないといったことが良く起こる。


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この記事を書いた人
モトセ

30代の心理職です。元会社員で社会人入試組。ITベンチャー→大学→大学院→心理職。SC、精神科クリニック、企業内心理職の経験ありです。twitterでは心理学関係の学会の更新情報をつぶやいていますので、情報収集に使ってください。

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