人が占いや心理テストに惹かれる2つの理由

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この記事のkey word 占い、自己査定動機、自己確証動機


朝のニュースの血液型や星座占い、○○先生の六星占術、365日の誕生日占い、巷には数多くの占いや心理テストが存在します。


街に出れば手相やらタロットやら姓名判断やら多種多様な占い師さんが手をこまねいています。


なぜ人はこれほどまでに占いに関心をもち、お金を払ってまで自分の運勢を確認したいのでしょうか?


今回の記事はこの疑問を、社会心理学の概念で解説していきたいと思います。




そもそも占いや心理テストなどは、自己の性格傾向や将来に関する情報収集という意味を持っています。


人がそれに興味を持つのは、そういった情報を収集する動機があるということになります。



■動機その1 自己査定動機による説明


人は正確な自己概念を形成するために、自己についての正しい情報を集めようとする傾向があり、その際の動機を自己査定動機といいます。


自分がどんな人間かって、完璧ではないにしてもある程度わかってないと生きにくいですよね。


自己査定は能力に関して検討されることが多いですが、性格特性に関しても自己査定動機がはたらくことがわかっており、占いや心理テストは性格特性に関する情報を得ることができるため、この動機を満たすことができると考えられます。


これが自己査定動機による説明です。



■動機その2 自己確証動機による説明


人は自分自身や自分の周りの環境を予測したり、統制したいと考える傾向にあります。


そのためには安定的な知識を持つことが望ましく、自分はこんな人間であると日頃から思っている自己概念を確証・確認してくれるような社会的現実を求める動機があります。


これを自己確証動機と言います。


占いや心理テストは自己に関する情報収集という意味を持っているので、自己確証行動の一つととらえることができます。


つまり、自分が思っている自分の性格を占いによって確かめているのです。



そして、性格に関する占いは、どんな占いであれ、ある程度本人が望むような答えが書いてあります。


厳密にいうと、書いてあるのではなく、どこに注目するかという本人の認知の問題です。


■確証バイアス


確証バイアスとは、仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと。 認知バイアスの一種(wikipedia)。


今回もwikipediaですいません!!


このバイアスがある以上、占いを信じている人は当たっていると思う情報を集め、そこに注目しますし、占いなんて迷信と思っている人は、外れている個所を探し、そこに注目します。


また人は誰にでも当てはまるような内容を、自分だけに当てはまるように解釈する認知バイアスも持っていますので(これはバーナム効果といいます)、占いが正しいか否かに関しては、心理学的には疑ってかかった方がよさそうです。


とは言え、占いは統計学に基づいているということも聞いたことがあります。詳しくは知らないのですが。


また、占いのことばを信じることで、背中を押され、行動につながった結果、ことがうまく運んだ、ということもあるでしょう。


正しいか否かは別として占いにはそういった力があることは認められていいのではないでしょうか。



■まとめ

人が占いを見る理由は動機づけの観点から説明することができる。

・自己査定動機
・自己確証動機

占いはある程度当たる(はずれる)

・確証バイアス
・バーナム効果


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この記事を書いた人
モトセ

30代の心理職です。元会社員で社会人入試組。ITベンチャー→大学→大学院→心理職。SC、精神科クリニック、企業内心理職の経験ありです。twitterでは心理学関係の学会の更新情報をつぶやいていますので、情報収集に使ってください。

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