【心理系大学の選び方③】「教授の専門分野を調べる」をやってみた

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以前の記事で、大学選びで調べるとよいことを書きました。
大学を選ぶためにやるべき2つのこと


今回はそこで紹介した、”教授の専門分野を調べる”を実際にやってみたいと思います。

モデルケースは慶応大学、明治学院大学です。

なぜこの2つの大学かと言うと、両者は違いがはっきりしていて、慶応は心理学の中でも基礎系、明学は臨床系に強い学校だからです。
※基礎系と言っても内容は様々なのですが、ここではとりあえず基礎系と書いておきます。

どの大学がおすすめという問題は人によりなので、あくまで参考にしてもらえればと思います。

ではまず慶応から見ていきましょう。

■ 教授の専門分析(慶応大学編)

慶応で心理学を学ぶ場合、慶応義塾大学文学部 人文社会学科 人間関係学系 心理学専攻となるようです。

公式ホームページの学科概要に”厳密な実験と徹底的なデータ分析による実証研究の伝統は我々が誇る学風である”とあるように、実験心理学を中心とした教授が多いようです。

※参照元
慶應義塾大学心理学研究室ホームページ
(2014/11/1時点)

1.坂上貴之(教授)
実験心理学,行動分析学

2.伊東裕司(教授)
認知心理学,司法心理学

3.山本淳一(教授)
発達心理学,発達臨床心理学

4.梅田 聡(教授)
認知心理学,神経心理学

5.皆川泰代(准教授)
言語心理学,発達心理学,認知神経科学

6.川畑秀明(准教授)
心理学,神経科学,芸術科学

7.伊澤栄一(准教授)
生物心理学,動物行動学,神経行動学

8.大森貴秀(助教)
発達心理学

9.寺澤悠理(助教)
認知神経科学・神経心理学

見事に認知神経科学系と発達心理学系が中心で、臨床心理学と書いている人は一人もいません。

もちろん臨床心理士指定大学院でもありません。

卒論は原則として実験を通してデータを収集・分析とあるように、実験という厳密な統制下における科学的なアプローチを通して人の心を理解しようとする学科のようです。

質問紙なんてありえないんでしょうね。。。

人の認知、知覚などのメカニズムを学びたい人はこういった学校を候補にしてみてはいかがでしょうか。

では続いて明治学院大学編です。

■ 教授の専門分析(明治学院大学編)

明治学院大学で心理学を学ぶ場合、明治大学心理学部 心理学科 となるようです。

この大学は心理学を1つの部として独立させており、その力の入れようをうかがうことができます。

専任教員はなんと16名もいます。
明治学院大学心理学部|心理学科|専任教員紹介

1.阿部 裕(教授)
臨床精神医学

2.石井 国雄(助手)
社会心理学、社会的認知

3.市川 珠理(准教授)
臨床心理学、 心理査定、 心理療法

4.伊藤 拓(准教授)
臨床心理学,学校心理学

5.岡田 和久(准教授)
臨床心理学

6.金沢 吉展(教授)
健康心理学、臨床心理士の発達と教育・訓練、心理療法のプロセスと効果、臨床心理学の倫理

7.川端 一光(専任講師)
教育心理学,心理統計学

8.金城 光(教授)
認知心理学

9.杉山 恵理子(教授)
臨床心理学、 精神保健福祉学

10.田中 知恵(准教授)
産業・組織心理学、社会心理学

11.中井 あづみ(准教授)
臨床心理学,認知行動療法

12.野末 武義(教授)
家族心理学・カップル(夫婦)セラピー・個人療法と家族療法の統合・アサーション

13.野村 信威(准教授)
生涯発達心理学、高齢者心理学(とくに老年期の回想について)

14.花田 安弘(教授)
生理心理学、 脳内の海馬の神経活動と 記憶についての研究

15.宮本 聡介(教授)
社会心理学、社会的認知

16.山崎 晃(教授)
生涯発達心理学(児童期・青年期)

16人のうち半数である8人が臨床系の専門家であることから、臨床に強いと言えるでしょう。
臨床心理士指定大学院でも1種指定校です。

家族療法(野末)、ブリーフセラピー(伊藤、岡田)、集団精神療法(杉山)、認知行動療法(中井)と様々な心理療法の専門家がおり、臨床の中でも多様です。

特にブリーフセラピーを専門としている人は少ないので、その点2人もいるのは珍しいです。

ただ人数の割に精神分析系の人が少ない気もしますね。なぜだろう。。

臨床の他にも社会心理、健康心理、教育心理、認知心理、産業・組織心理、発達心理、生理心理とほんとに色んな専門の人をそろえてます。

ただしほとんどの人が応用系の人で、基礎系だろうと思われるのは認知の人と生理心理の人くらいでしょうか。
慶応とは本当に対照的です。

近年心理学は人気が上がってきてますし、基礎系よりも応用系のほうがパッと見おもしろそうなので、人が集まってきそうな学部だなという感じがします。

とはいえ様々な分野の教授がいるのはうれしいことですし、まんべんなく勉強したい人や臨床をやってみたいなと思っている人にはいいと思われます。

いかがでしたでしょうか。

このように教授を見ていくことで学校の特色もわかってきます。

誤解していただきたくないのですが、今回選んだ学校を勧めているわけではありません。
なんとなく選んだだけです。

皆さんの学びたいことを基準に、こうやって学校を見ていくと選択の手助けになるかも、という意味を込めて書きました。

大学選びの参考にしていただければと思います。

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この記事を書いた人
モトセ

30代の心理職です。元会社員で社会人入試組。ITベンチャー→大学→大学院→心理職。SC、精神科クリニック、企業内心理職の経験ありです。twitterでは心理学関係の学会の更新情報をほぼ毎日つぶやいていますので、情報収集に使ってください。

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