発達心理学メモ

eye catch image 発達心理学
スポンサーリンク

発達心理学の用語メモ


■ 有能な赤ちゃん(competent infant)
 
赤ちゃんの研究がきちんと行われるまでは、赤ちゃんは無能で、研究対象として無理があると思われていた。しかし、視線を指標とする方法の利用の結果、行動を指標とする従来の研究よりも乳児の認知・知覚能力が高いことを示す研究が多く発表されそれまでとは違った見方がでてきた。そのような研究がしめす能力が高い赤ちゃん像を”有能な赤ちゃん”という。
つまり、赤ちゃんは思ったより色んなことができるみたい、ということらしい。

■赤ちゃんという存在の特徴(一部)

・視覚機構
 かわいらしさ(幼少期の大きな丸い顔)など。母親からの働きかけを引き出す仕組み


■視覚を用いた赤ちゃんの研究方法

・選好注視法(preferential looking technique)
 
選好注視法とは、ようは赤ちゃんが対象をどれくらい注視しているか、その時間を測定することで、何に注目し何を好んでいるのかを明らかにする技法のことであり、視知覚の研究で一般的に用いられる方法のこと。
生まれたばかりの乳児など心理的なテストが難しい状態のため、このような方法がとられる。

もう少し細かく言うと、乳児には適度の刺激変化に反応し、変化のある刺激に視線や頭を向ける反応傾向(これを定位性反応といいます)があるので、その傾向を利用しています。


・馴化-脱馴化法(habituation-dishabituation paradigm)
 
乳児は、好奇心が強く、新しい刺激を注視する習性があり、これが反復されると慣れが生じてほとんど反応しなくなる。このような慣れのことを馴化と言う。また、馴化が起こったのち、新しい刺激を与えると反応が回復することを脱馴化と言う。

この馴化と脱馴化を利用し、先に与えられた刺激と後に与えられた刺激との弁別を測定するのが馴化ー脱馴化法です。



■刷り込み(imprinting)
 
ある生物有機体(人間じゃなくてもいい)に、特定の時期に、特定の刺激によって生じた反応が、反復的な学習・経験・報酬がなくても一貫して生じるようになり、その刺激と反応の組み合わせが半永久的に消失しない(非可逆)現象を刷り込みという。

有名なのは鳥が生まれた時に、一番最初に見たものを親と見なすこと。

しかしこの現象は、特定の時期を逃すと成立が難しいとされており、その時期のリミットのことを臨界期と言う。


■臨界期と敏感期
 
臨界期はその後の研究から、単に特定の刺激作用の影響を受けやすい期間、つまり感受性が特別に敏感であるということに過ぎず、したがって敏感期と呼んだほうが適切であることが指摘された。

人間は思ったより柔軟で可塑性を持つということが示唆される。



もし学生さんであれば、AmazonのPrime Studentに加入することをお勧めします!

Prime Studentは月額たった250円でプライム会員とほぼ同等の特典が使えるサービスです。何より無料体験が6ヶ月と長く、完全無料で半年間利用して解約することもできます

文房具・ノートが20%オフになったり、本の購入にポイント還元がつくなど学生には嬉しい特典もあります。

大学生・短大生・大学院生・専門学生の方は、今すぐ利用するすることをお勧めします。

この記事を書いた人
モトセ

30代の心理職です。元会社員で社会人入試組。ITベンチャー→大学→大学院→心理職。SC、精神科クリニック、企業内心理職の経験ありです。twitterでは心理学関係の学会の更新情報をつぶやいていますので、情報収集に使ってください。

発達心理学
スポンサーリンク
神はPsycholoを振るー臨床心理学を応援するブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました