発達心理学とは

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心理学の中には様々な心理学がたくさんあるのですが、そんな中にあって発達心理学は専門家でない人にとっても身近なものに入るでしょう。


理由は簡単で、人は誰もが発達するからです。


とはいえ発達心理学とはなんなのか、実生活にどう役立ってるのかを知っている人は少ないでしょう。


心理学の多くは我々が普段特別に意識することなく思っていることを、なんとか科学的に裏付けようとしているところがあるので、そんなこと言われなくてもわかる、といったことを説明していることがままあります。


なのでわざわざ発達心理学なんて勉強しなくても子育てはできるし、自分も発達していきます。


ですが、それをあえて勉強し、専門的なことを知ったうえで子育てをしたり、自分自身が年をかさねていく面白さ、みたいなものもあるような気がしています。


なのでまぁ、発達心理学に関しては、「へぇ」、とか、「そうなんだ」とか、ちょっとためになる豆知識くらいに読んでもらえると嬉しいです。


実際学生として勉強している私も、正直なところそのくらいの感想しかもってないです。今のところは、ですが。


では実際にどんなものなのか、まずは概要をつかんでみましょう。



■ 発達とは


発達心理学は”発達”に関する心理学なので、まずは発達が何なのかを理解しておくと後が楽です。

発達とは、

受精から死に至るまでのなかで、人間の心身や行動が量的・質的に変化(変容)していく過程のこと

らしいです。これはwikipediaに書いてありました。


どうしても定義となると小難しくなってしまいますね。


ようは生まれてから死ぬまでの間の、時間経過における心身の変化についての心理学、のような感じでしょうか。


もっと雑にいうなら加齢にともなって人はどう変わっていくかってことです。


なので発達心理学は、人の加齢に伴う発達的変化を研究する心理学の一分野(wikipedia)、ということになります。


では次に発達心理学では具体的に何の発達をとらえようとしているのかを見ていきます。



■ 何の発達をとらえているのか


そもそも発達心理学の”発達”とは何の発達を指しているのでしょうか。


これは私の個人的な感覚になってしまうので、正確ではないのですが、だいたいは以下に当てはめて大丈夫だと思っていまし、当てはめることで、この理論はこのカテゴリの発達のことを言っているのだな、というように理解がしやすいと思います。


1.情緒(感情)

悲しさ、怒り、楽しい、うれしいといった感情のこと。また、感情の表出としての表情について。


2.社会性(他者とのかかわり、コミュニケーション) 

仲間関係に代表されるような他者との関係性のあり方、その形成の仕方について。


3.認知

これは知性や知能のことで、以下のようなものが当てはまります。

・身の回りの環境や世界に対してどうかかわっていくか、というかかわりのあり方
・知識を利用した言語化や推論
・自覚(メタ認知)の成立(つまり自分がどう考えているのかを理解すること)
・知覚、記憶、思考、問題解決


4.身体能力

これは例えば視力や運動能力といった身体的な能力に関することです。


ぶっちゃけていえば心理でもなんでもないです。


しかし、これが変わっていくことでできることが増え、それによって呼び起される感情、構築できる関係、認知が変わってくることから、重要なことがらであると言えます。


これから出てくる発達心理学の知見については、だいたいがこのどれかに当てはまります。


当てはめたほうが理解しやすいと私は思っています。発達心理学はなにをやっているのかぼんやりしやすいので。



■ どの時期の発達を指しているのか


発達心理学が扱う発達は前述したように生まれてから死ぬ前です。


しかし現実には子供、特に乳幼児期から初期成人期までを中心に書いてあるテキストが多いように思います。


理由としてはたぶんですが、昔は子供がどうやって大人になっていくか、といったことに着目していたことや、成人以降は大人でくくられて、身体や精神の発達としては子供の時ほど過激な変化がない(もちろん変化がないわけはないのですが)からだと思われます。

逆に言えば、それくらい子供の時の発達は変化に富んでいて、研究のし甲斐があるということでもあります。


また、テキストに関していえば、書いてある順序も年齢を軸に書いてあったり、発達のカテゴリ(情緒や認知)ごとに書いてあったり、はたまた用語ごとに解説していたりするため、これといって代表的なテキストも無いような気がします。


私的にはこの本が一番読んで良かったと思っています。



発達心理学 (新・プリマーズ・保育・心理)


索引がないので、用語から引けないというデメリットがありますが、内容はとてもいいです。最初の一冊にはいいかなと思います。




■ 何に役立てるのか

・自分自身の発達の参考にする

子どもの発達を今更知ったところで何の参考になるのだという気もしますが、発達心理学の代表的なものである発達段階などを知ることで、自分自身が何を克服していくべきか、といった視点が得られることもあります。

特にアイデンティティについては大人になっても知っておくべきことだと私は思っています。



・自分の子育てに役立てる

これはそのまんまです。


こどもが何歳くらいで何ができるようになるのかというのは意外とわからくないですか?
そんなことないですかね。

こういったことの目安に使うことができます。



・保育・教育

発達心理学の知見を社会全体に役立てるとしたら、最も大きな役割は保育・教育に役立てることでしょう。

保育は個別の学ぶべき事柄を教えるというより、子供が成長してく姿をとらえ、それをさらに支え、伸ばしていくものです。


伸びていく姿の行く先は発達段階という目安によってあらわされるので、それに合わせた保育の方法を提案することに役立てることができます。

しかし発達心理学ができるのは具体的なこうしたらいいという行動・指導ではなく、あくまでもこうしたほうがいいかもしれない、という方向性やポイントの示唆です。


子供は誰一人として理論通りに育ちませんので。



■ まとめ


この記事は発達心理学とは何かを概観し、それを学ぶ意義みたいなものを書いたつもりです。


知って得することはあまりありませんが、知っておくと後の理論や知見が全体図のどこに位置するのかを把握する手助けとなり、頭を整理しやすくなるようにと思って書きました。


おさらいすると


・発達とは何なのか
 加齢にともなって人はどう変わっていくか

・具体的に何の発達をとらえているのか(発達のカテゴリ)

1.情緒(感情)
2.社会性
3.認知
4.身体能力

・発達の期間
 生まれてから死ぬまで。生涯発達を指す。


・何に役立てることができるのか

1.自分のため
2.子育てのため
3.保育・教育

こんな感じでした。


これからはもう少し具体的なことを書いていく予定です。
興味があったら読んでみてください。


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この記事を書いた人
モトセ

30代の心理職です。元会社員で社会人入試組。ITベンチャー→大学→大学院→心理職。SC、精神科クリニック、企業内心理職の経験ありです。twitterでは心理学関係の学会の更新情報をほぼ毎日つぶやいていますので、情報収集に使ってください。

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