自分探しで自分は見つかるのか -なぜ迷うのか-

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自分は一体何がやりたいのだろう。


自転車に乗って日本を周りながら寺を修復する。そんな某はちみつとクローバーのようなことはしなくても、自分探しをしたことのある人はけっこう多いと思います。


そういうので自分見つかった人っているんですかね?
果たして自分はどこかに落ちているのでしょうか。


■なぜ迷うのか


・選択肢の多さ

選択肢がありすぎる、このことが迷ってしまう理由の一つです。


昔は家制度や終身雇用の時代だったこともあり、自由も多くはなかったと言われています。
しかし今は技術の進歩や経済的な豊かさによってできることも増えました。


その分なんでもできるので、逆に迷ってしまう人も多いようです。


・幸せのパラドックス

幸せのパラドックスとは、追い求めるうちは楽しくても、達成するとありきたりのものに感じてしまう現象のことをいいます。


手に入っていない時のほうが幸せなので、パラドックスということです。


理想の対象は美化されているため、嫌なところを見ようとしませんが、手に入ることで実情を知ると、理想とは違うのがわかることもあります。


自分が探していたものはこんなんじゃない。
そうやってまた探すという負のループが生じていることがあるかもしれません。

ではたくさんの選択肢から選んだり、選んだ結果に納得するためにはどうすればよいのでしょうか。



■迷子から抜け出すには

いつまでも自分を探していては一生ただの迷子です。


では迷子から抜け出すにはどうすればいいのかそれは、決めることです。


・決めること

重要なことはただ決めるのではなく、”自分で”決めることです。


選択肢が多いのは誰も一緒です。


その中でもうまくいっている人というのは、その中から自分で決め、行動に移している人です。


好きだから、得意だから、ピンと来るから、理由は何でもいいと思います。


個人的には得意なことをやることをお勧めします。


得意なことは、そんなに努力せずともうまくいき、ほめられるので、続けるのが苦にならないからです。


そして大切なのは、決めたことをやり続けること。


今ある選択肢の中で、自分がこれと思うもの、もしくはやりたくなくてもやるべきと思ったものをやる、やり続ける。


それが1つの答えではないでしょうか。


でもいきなり決めるといってもどうしたらよいかわからないこともあります。

ここではそのヒントになるかもしれないことを2つ紹介しておきます。



■ 何をするか、決めるためのヒント


1.プランド・ハプンスタンス(planned happenstance)

これはスタンフォード大学のジョン・D.・クランボルツ教授が提唱したキャリア論で、「偶然がある種計画されていたかのように起こること」をいいます。これは成功したビジネスマンの8割が言っているともいわれます。


一つのことに対してつながるように何かが次々と起こるとか、連続して起こる感覚です。今風に言えば「引き寄せ」に似ているかもしません。とんとん拍子にうまく行く感じでしょうか。


つまり、何かいい感じの偶然を信じて、とりあえず何かやってみようよ、ということです。


・プランド・ハプンスタンスが起こりやすい人の特徴

プランド・ハプンスタンスが起こりやすい人には5つの特徴があるといわれています。

1.好奇心が旺盛(好奇心)

2.持続性が高い(持続性)

3.楽観的である(楽観性)

4.柔軟性がある(柔軟性)

5.失敗を恐れない(リスク定義)

そういえば周りの成功している人はこのような特徴を持っているような気がします。

実は彼らは「偶然への感度が高い人」かもしれません。逆に言えば、これらを意識することでプランド・ハップンスタンスを引き寄せることができるかもしれません。



2.コンステレーション(布置)


心の中の状況と外的に起こることがうまく合致し、全体として何かがまとまることをコンステレーションといいます。


これは元々は星座を意味する単語で、一つ一つの事柄や状況が、それだけでは何の関係も意味もなしていないようであっても、ある時それらが一つのまとまりとして全体的な意味をなし、それに気づくことができるようになるようなイメージです。


ようは人は過去に色々な経験をしますが、ある時ふと


「あー、あの経験は、今の自分にとって欠かすことのできない、大切なものだったんだ」


と思えるようになるような感じです。


皆さんはそういうことないですか?


私は何にも意味がないと思ったこと、特に言うと”失敗”ですが、あれがあったから今うまくやれてるなとか思うことは良くあります。


意味がないことなんてない、ということが後々わかるようになる感覚、そんなイメージです。


だから幸せのパラドックスなんて感じてないで、理想とギャップがあったとしても、そのうち役に立つだろうくらいに思っておく。


そして、手に入ったものに満足する、これが重要だと思います。


プランド・ハプンスタンスを意識して行動することは迷子から抜け出すきっかけ、コンステレーションは抜け出すにいたるまでに生じる不安を軽減する概念、といった感じでしょうか。


■ まとめ

ここまでなぜ迷うのかについて書いてきましたが、自分が感覚的に思うことは。


迷うのは当たり前、ということです。


そりゃなんでもできるなら迷いますよ。
もちろん金銭的、時間的制約はありますけどね。個人差はあるけど。


だからようは


案ずるより産むがやすし


ということでしょう。


とりあえずやってみちゃう。これが一番です。


そしてそのためには、最初は小さなことでもいいので「決める」ということを意識する。
自分もとりあえずブログを書くということを決め、続けています。


たぶん探しても自分はどこにも落ちてないです。


インドとか行ってもたぶん落ちてないです。その経験が何かにつながることはあるでしょうけど。

これが迷子から抜け出すきっかけになればうれしいです。



追記:
自分探しに関係があるアイデンティティについての記事を書きました。
アイデンティティとは何なのか -アイデンティティ1-

アイデンティティ・ステータス -アイデンティティ2-



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この記事を書いた人
モトセ

30代の心理職です。元会社員で社会人入試組。ITベンチャー→大学→大学院→心理職。SC、精神科クリニック、企業内心理職の経験ありです。twitterでは心理学関係の学会の更新情報をほぼ毎日つぶやいていますので、情報収集に使ってください。

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