MPI(モーズレイ性格検査)の実施・解釈の概要

心理検査
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この記事では性格検査の一つであるMPIについて書いていきます。

詳しい書籍としては以下の本がありますので、そちらをご覧いただくと良いかもしれません。

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■MPI(モーズレイ性格検査)

まずは基本的な情報を引用します。

アイゼンクが開発した質問紙法の性格検査である。モーズレイは病院名である。80項目を3件法で行い、情緒安定性である「神経症傾向」と社会性である「外向性-内向性」の2つの性格特性を測定する。回答の歪みを判断する虚偽尺度がある。
(臨床心理士指定大学院対策 鉄則10&キーワード100 心理学編 (KS専門書)より)

神経症傾向はN尺度と呼ばれます。

N尺度は情緒の不安定さ、ストレスへの反応しやすさ、神経質で落ち着きのなさ、といったことを表す因子です。

後述するE尺度に比べて同一被験者でも時期によって変化しやすいと言われています。

外向性-内向性はE尺度と呼ばれます。

E尺度の向性はユングの向性の考え方とは少し異なり、社会的向性のみを測定していると言われています。

簡単に言えば、対人関係において社交的かそうではないかを測定しています。

また、衝動性も含まれていることが示唆されています。

虚偽尺度はL尺度と呼ばれます。

これはMMPIの虚偽発見尺度の20項目と同じものです。

L尺度の得点が20点以上あれば結果が歪められている恐れありと見なし、再検査の必要があります。

MPIではこの他に採点されない中性項目というものが12項目あります。

MPIはE尺度、N尺度のおよその平均点に0.5の標準偏差を増減することにより、9つのカテゴリーとしてざっくり見ることもできます。

ちなみにこちらのサイトで簡略版ではありますが、やってみることができます。

MPI モーズレイ性格検査
心理検査の実施・解釈には専門的な知識と経験が必要です。検査結果の解釈については、必ず専門家の説明・助言を受けてください。

■MPIの利用領域

MPIは心療内科では「時折」用いられるそうです。一方で精神科領域における諸疾患の弁別力は弱いと言われています。

研究でも、あまり見かけたことはありません。

とは言えMPIで取り上げられている神経症傾向と外向-内向性というのはその後のビッグファイブや他のどんな性格検査でもほぼ必ず因子として現れるため、ビック2と呼ばれています。

それくらいこの2つは人のパーソナリティの共通要素ということですね。

心理検査に関しては色々と記事を用意しておりますので、ご覧いただければと思います。

心理検査
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この記事を書いた人
モトセ

30代の心理職です。元会社員で社会人入試組。ITベンチャー→大学→大学院→心理職。SC、精神科クリニック、企業内心理職の経験ありです。twitterでは心理学関係の学会の更新情報をほぼ毎日つぶやいていますので、情報収集に使ってください。

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