知的障害への臨床心理学的支援

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この記事は大学のテスト対策、大学院入試の勉強用の記事です。
論述問題の勉強の参考にしていただけると嬉しいです。

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■知的障害の概要


DSM5では自閉症スペクトラム障害と同様に、神経発達障害の下位カテゴリの1つであり、明らかに平均以下の知的機能を呈する障害である。「臨床的アセスメントと標準化された知能検査の個別検査で確認される,推理・問題解決・計画・抽象的思考・判断・学校の学習・経験からの学習といった知的機能の障害」と定義される。IQにおいては概ね70以下が基準と言われており、最重度(IQ=20未満)、重度(IQ=20~34)、中度(IQ=35~49)、 軽度(IQ=50~70)の4類型にわけられる。

補足

・明らかな平均以下の知能指数(70以下)を呈する障害だが、IQ以外にも基準がある。

①社会に適応するための機能の欠陥や不全という基準において、コミュニケーション、自己管理などのいくつかの項目のうち、2つ以上当てはまる。
②発症は18歳以前である
③適応機能(尿意を感じたらトイレに行く、服を着るなどの生活に必要な機能)という視点は重要で、IQが基準を満たしていても、適応機能に欠陥がなければ、知的障害とはみなされない(DSM4の話)。



■知的障害児が体験する困難


・同年代の生活集団に参加すると、行動が追従的になり、受動的にならざるを得ず、それが繰り返される間にその行動は性格化される場合がある。

・軽度の場合、日常生活に参入できるだけに、周囲からの誤解を受けやすく(なぜやらない・できない)、結果として関係の中で傷つきやすい(これは発達障害児のの2次障害と同様)。

・ゆえに周囲からの否定的発言に曝されることで傷つくことを恐れ、主体的な判断や行動が回避的になる(これも2次障害)。

・内面の認識、心的過程の把握に困難があることが多いため、怒りや傷つきといった情緒もうまく体験できないことがある(ある意味図太い)。



■臨床心理的支援


・アセスメントは必須だが、障害の重症度に焦点化するのではなく、より高い機能を回復するために何ができるかを考えることが大切である。

・できないことよりも、できることに焦点を当て、伸ばすこと。

・当人の能力と、当人がどうありたいかという希望を個別にアセスメントする。

・当人の適した場で、得意不得意や必要な教育の量に基づいて介入援助を決定する。

・軽度(IQ約50~70)の場合、熟練を必要としない職業や保護された作業場での仕事で社会的に自活できる。
※できることへの焦点化・強化、本人の意思の尊重、専門的行動介入



■支援の具体的な方法

・応用行動分析による行動的介入。

・ABC分析などでアセスメントし、不適切な行動を減らし、代わりとなる適応的反応を強化することで機能水準を回復する。

・自己教示訓練という方法がある。

・問題解決の際に使用する方略を誤ったり、正しい方略を知っていながらも、それを効果的に仕えないことが多い。そのため、言葉で自分自身の問題解決行動をガイドすることを、教師のモデリングを通じて教えるのが自己教示訓練である。



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この記事を書いた人
モトセ

30代の心理職です。元会社員で社会人入試組。ITベンチャー→大学→大学院→心理職。SC、精神科クリニック、企業内心理職の経験ありです。twitterでは心理学関係の学会の更新情報をほぼ毎日つぶやいていますので、情報収集に使ってください。

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