学校にいる心の相談役、スクールカウンセラーの仕事と役割

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この記事は大学のテスト対策、大学院入試の勉強用の記事です。
論述問題の勉強の参考にしていただけると嬉しいです。

記事のkey wordは “学校臨床”、“スクールカウンセラー”、“コミュニティアプローチ” などです。



■スクールカウンセラーとは


各中学校に配置され、教師に対するコンサルテーションと、生徒・保護者に対するカウンセリングを主に行うのがスクールカウンセラーである。スクールカウンセラーだけで生徒の問題を解決しようとするのではなく、学校教員や関係機関と連携して問題にあたる必要がある。そのため生徒から得た情報を学校全体で守秘するチーム内守秘義務が重視され、リエゾンによって連携を強化して、効果的な介入を図ることが求められる。
(臨床心理士指定大学院対策 鉄則10&キーワード100 心理学編 (KS専門書)より)

※平成7年に不登校やいじめなどの学校に関する諸問題の対策として、各公立中学に配置されたのが最初である。生徒が自主的に相談室に来談することはまれである。



■学校臨床(スクールカウンセラーの仕事)


・対応する問題は個人の悩み、不登校、いじめ、発達障害が中心となる(その他もある)。

・基本的にはコミュニティアプローチによって介入する。

・SCは学校内にいるカウンセラーだが、基本的には学校の外部の人間という扱いである。

・そのため、教員をカウンセリングすることも、多重関係にはならないため可能である。



■スクールカウンセラーにまつわる一般的な問題


・小中には約70万人(6.5%)いると言われているが発達障害だが、対応できない人が多いとは言えない(スキル面の問題)。

・心理検査の結果を開示しないSCがいる。=不十分なインフォームドコンセント(倫理面の問題)。

・SCによって持っているスキルが異なる。=得意な分野にばらつきがある(スキル面の問題)。

・教師の現状など、学校組織に対する理解が不足している(連携面の問題)。

・古い、もしくは1つの心理療法一辺倒で解決しようとする(スキル面の問題)。

※SCのスキル、倫理、連携の側面で課題があると言える。



■スクールカウンセラーの行うアセスメント


・何度も言うが、生物・心理・社会モデルが基本なので心理検査だけではなく、身体的、遺伝的特徴や環境や生育暦なども考慮する。

・アセスメントは心理士の核で、特に個人と環境の両要因を考慮すること。

・加えてSCは学習面と行動面での評価も重要である。

・ツールとしてはWISC、K-ABC、LDI-R、田中ビネーⅤなどだが、用途をわきまえること。

・親は自分の育て方が悪かったのではと不安に思っているので、アセスメント結果を伝える際は、「今までよく頑張ってきた、これからはこうしてはどうでしょう」、というように、伝え方に配慮する。



■教員が抱いているスクールカウンセラーへの不満(こうなってはいけない)


・相談室にこもっていて教職員と連携をとろうとしない。

・児童生徒や保護者から受けた相談内容を守秘義務と言って教員と共有しようとしない(学校臨床ではチーム守秘義務で対処することが求められる)。

・評論家のようにあれこれと抽象的な考え方や見方は示すが、具体的な方針を言わない。

・フットワークに欠け、学級観察をしない。



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この記事を書いた人
モトセ

30代の心理職です。元会社員で社会人入試組。ITベンチャー→大学→大学院→心理職。SC、精神科クリニック、企業内心理職の経験ありです。twitterでは心理学関係の学会の更新情報をつぶやいていますので、情報収集に使ってください。

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